2012年6月21日木曜日

「神舟9号」に近づく謎の発光物体、天文台はUFOとして記録

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サーチナニュース  2012/06/20(水) 10:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0620&f=national_0620_019.shtml

「神舟」打ち上げをUFOが監視?
…専門家「たぶん違う」=中国

中国の有人飛行船「神舟9号」が16日に打ち上げられた際、実況中継された映像に「正体不明の飛行物体」が映ってことで、中国では
「異星人の飛行物体が接近したのではないか」
と多くの人が関心を寄せた。
中国科学院紫金山天文台の王思潮研究員は、いわゆるUFOである可能性を完全否定しなかったが、
「可能性は大きくない」
と述べた。中国新聞社が報じた。

問題のシーンは打ち上げ後4分を過ぎたあたりから始まる。
神舟9号は画面左下から右上に向って昇っていく。
すでに光の点だ。先端部分のフェアリング(大気中で用いられる保護覆い)を分離。
フェアリングは画面左下に向かい、ゆっくりと離れていく。

フェアリングが画面枠の外に消えるのと前後して、神舟9号の右前方に光る小さな物体2つが出現し、神舟9号の前方を横切るように急速に移動、画面上方向に消える。
神舟9号から分離された物体の動きとは考えられない。
そのため、「神舟9号」に「UFOが接近した」との噂が広まった。

「未確認飛行物体(UFO)」の研究を40年以上続けている紫金山天文台の王思潮研究員は、画面に出現した「不思議な飛行体」について、可能性が最も高いのは「蛾(が)」との見方を示した。

神舟9号を追跡していたのは赤外線カメラで、感度は極めて高い。
カメラの数十メートル先を蛾が飛んでいた場合、蛾が発する赤外線をカメラが「拾って」、神舟9号にUFOが接近したように見える映像になった可能性があるという。

つぎに考えられるは航空機だ。
神舟9号は内モンゴル自治区最西部にある酒泉衛星発射センターで打ち上げられた。
周辺は飛行禁止だったが、神舟9号は撮影当時、すでに陜西省上空を飛行していた。
したがって、不明な飛行物体が航空機である可能性も否定できないという。

王研究員によると、撮影された飛行物体がいわゆる「UFO」である可能性は高くない。
ただし、仮に数百キロメートル離れている複数の地点で、「光る物体が神舟9号に接近していた」ことが観測されていれば、「UFO」とみなすしかないという。

なお、王研究員は、神舟9号に接近した「光る物体の正体」としてこれまでに挙げられた「流星」、「レンズの反射によるもの」との説を、「赤外線カメラでの映り方」や「形状」を理由に否定した。




レコードチャイナ 配信日時:2012年6月21日 12時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62300&type=0

「神舟9号」に近づく謎の発光物体、天文台はUFOとして記録―中国

2012年6月19日、中国・江蘇省南京市の紫金山にある中国科学院紫金山天文台は、16日に打ち上げられた「神舟9号」に関する映像に謎の発光物体が映っていると明らかにした。
大河ネットが伝えた。

中国の宇宙開発において大きな意味を持つ「神舟9号」。
18日には有人ドッキングを成功させ、大きな一歩を踏み出した。
そのため中国国内では多くのメディアが「神舟9号」を取り上げ報道している。

そんな中、「神舟9号」に関する意外な報道が飛び出した。
それが前述した謎の発光物体なのだが、この物体は「神舟9号」の発射から4分11秒前後に、「神舟9号」を映している画面に突如として現れた。

物体は2つあり、とてつもない速度で一直線に「神舟9号」に近づき1、2秒で消えたという。
同天文台の職員によると、映像は赤外線撮影されたもので、熱を持つものは映り込む。
そのため飛行機の可能性も否定はできない。
このほかにも鳥ではないかと話す人もいれば、自然現象や機器の故障と考える人もいる。

話題となっている正体不明の発光物体だが、同天文台職員はすでにこの現象をUFOとして記録し、資料を作成したという。






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